リハ栄養「rehabilitation-nutrition」な日々

理学療法士がリハ栄養やリハビリのことについて解説していくブログ。少しでも皆様のお力になれれば。

院内でリハ栄養チームを始める方法 ①作るための準備

とても長い間このブログの更新が途絶えてました。

 

待っていてくれた方は申し訳ありませんm(_ _)m

 

これからも頻度は少ないですが、継続してリハ栄養についての記事を書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

 

今回から何回かに分けて、僕が実際にリハ栄養チームを立ち上げるために行ったことについて書いていこうと思います。

 

はじめに伝えておきますが、僕の働く病院では、そもそもこのようなコメディカルのチームが皆無の状態でした。

なのでコメディカル間の連携もほぼ無く(上層部の会議程度)、一部の仲良くなった他職種の方と廊下で話す程度のレベルからのスタートです。

僕が「リハ栄養チームを立ち上げたい!」と思い立ち、プロジェクトを考えて10ヶ月程度たった今、ようやく形として収まるようになってきました。

 

0から1を作り出すのは本当に色々と考えることがあり苦労したので、このブログにチームを作り上げていく中で感じたこと、考えたことなどを記していこうと思います。

あくまで一例になりますが、同じように「これからチームを作りたいけど作り方がいまいちわからない」という人の参考になれば幸いです。

 

 

 

僕が働く職場の環境紹介

まずは僕の職場環境についての設定が必要だと思うので簡単にご紹介します。

・病床数100床(一般、療養、介護)の、外科・内科・整形疾患中心の慢性期病院。

・病院リハスタッフ10名

・管理栄養士2名

コメディカル参加型の合同カンファレンスなどはほぼ無し。

・就業時間:9時〜18時

 

概要としてはこんな感じです。もっと書きたいこともありますが、あまり深く書きすぎると怒られるかもしれないので・・。(もっと詳細に聞きたい方はDMくれれば対応します。)

 

作るための準備

リハスタッフ内で賛同者を探してみる

「リハ栄養チームを作りたい!」との気持ちが芽生えたのですが、僕みたいな平社員PT一人の力ではどうにもならない状態です。

なのでまず、手近でコミュニケーションを取れる同職種の中から賛同してくれる協力者を探すことにしました。

立ち上げること自体に許可も必要と思ったので、まずはリハ主任へ相談しました。

主任は僕の意見に賛同してくれ、快くOKをいただきました。

 

その次に協力してほしいのがSTさん。嚥下機能は栄養管理にとって重要な要素です。

うちにはSTさんが一人しかおらず、「断られたら詰むな・・」と不安でしたが、この方も多職種と連携を取っていきたいと快諾してくれました。

 

*リハスタッフに声をかけるのは一旦ここで切り上げました。というのも、中には仕事が増えて嫌と思う人もいると思ったからです。プロジェクト進行を阻まれる可能性も否定できないため、最初は最低限協力が必要な人にだけ声をかけるようにしました。

 

 他職種と積極的にコミュニケーションを取ってみる

リハ栄養チームを作るためには、他職種と連携を取ることが大前提です。

特にリハ栄養では、栄養士さんと密に連携を取ることになります。

連携を取る=コミュニケーション、ですよね。

それまで一部のリハスタッフ(主にSTさん)しか栄養士さんとコミュニケーションを取っておらず、僕自身もあまり積極的に会話をしていませんでした。

なのでまず「栄養士さんともっと話をしよう」と思ったのです。

 

最初は業務的な内容からコミュニケーションを取るようにしました。「〇〇さんのご飯のことについて質問なんですけど・・・」みたいな自然な感じで。

そんな会話をしていくうちに、だんだんと普通に喋れるようになってきたのでここで思い切って提案。

「リハ栄養っていうのがあるんですけど」

「あ、知ってるよ!私もやりたいと思ってた!」

なんとうちの場合は、栄養士さんもやりたかったそうで、管理栄養士二人とも快く協力してくれる運びになりました。

 

 

ここまでで思ったこと

普段から多職種とのコミュニケーションって大事

チームはなんと言ってもコミュニケーションが取れないとできません。

僕の場合はそれまでほとんど接点のない栄養士さんを引き入れなければいけませんでした。

何か頼み事をする場合でも、ある程度人間関係が構築されていないと話ができないと思ったので、積極的にアプローチをしていった結果、栄養士さんの気持ちも聞けて協力することができました。

 

そして重要なのは”良い”人間関係を作ること。

チーム内で敵対してしまっては連携は取れません。協力してもらうためにも、相手の意見を汲み取って対応するように心がけたところが、今回OKをもらえた要因の一つとも考えています。

 

説明できるだけの知識は必要

多職種や同職種に、新しいことを提案するにあたって、それを言葉にして伝えなければなりません。伝えるためには自分が説明できるだけの知識が必要です。

なので、うちの病院で一番知ってるって言えるくらいにリハ栄養について勉強しました。それくらい事前準備しておいたので、説明したことが伝わったのかなと思います。

 

 

最後に

今回はチームを作るための準備、導入編でした。

ある程度初期メンバーが揃って、これから統括していくわけですが、そこからがまた大変な作業でした。。

その話はまた次回にお話ししようと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

僕がいつもお世話になっている参考書です↓

リハ栄養からアプローチするサルコペニアバイブル

 

 

 

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